【日本の生命保険会社】
アメリカ保険大手AIGの経営不振や、それに伴う金融不安により日本の生命保険会社の状況も注目されています。日本の生命保険会社でも大手9社には含まれませんが、大和(やまと)生命保険が破綻してしまいました。対岸の火事と思っていたかもしれませんが、現実に日本の生保会社まで金融不安の荒波にもまれているのが実情です。皆様が加入されている保険会社の経営状態はどうなのか?日経新聞の考察を元に考えていきます。
【日本の生命保険会社のソルベンシーマージン比率】
| 9月末 | 3月末比 | |
|---|---|---|
| 日本生命 | 1,127.3 | ▲29.5 |
| 第一生命 | 926.6 | ▲84.0 |
| 明治安田生命 | 1,267.8 | ▲46.3 |
| 住友生命 | 996.0 | ▲34.7 |
| 太陽生命 | 881.5 | ▲119.1 |
| 大同生命 | 972.9 | ▲123.4 |
| 富国生命 | 1,078.5 | ▲68.4 |
| 三井生命 | 637.9 | ▲58.2 |
| 朝日生命 | 643.8 | ▲30.3 |
2008/12/05 日経新聞より
上記の表は、2008年9月末の日本の生命保険大手9社のソルベンシーマージン比率ですが、金融庁から指導を受けるレベルの200%に関しては大きく上回っています。明治安田生命の松尾社長のコメントでは「財務の健全性にいささかの揺るぎも無い」と契約者を安心させるコメントも出ています。
ですが、3月末時点ではソルベンシーマージン比率が1000%を超えていた企業が7社もあったのに、現在は3社だけとなってしまっています。しかも破綻した大和生命のソルベンシーマージン比率は500%を超えていました。この状況からも、アメリカの金融不安が日本の生命保険会社に大きく影響していることは間違い有りません。ですが、現在600%台の企業は資本の増強に力を入れている状況ですので、この大手9社が破綻する事はまず考えにくいのではないかと予想されます。ですが、まだまだ何があるか解りませんので、逐一状況をチェックする必要があるのは否めません。
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