【財団法人日本漢字能力検定協会の不正】
財団法人日本漢字能力検定協会の前理事長大久保昇氏一族による不透明な運営問題が発覚し、大きな話題となっております。日本漢字能力検定協会は、一部の関係企業と手を結び多額の利益を得ていたことが明るみになっています。大久保昇前理事長は、その利益を得て豪邸を建てていたとの報道も出ているようです。
財団法人日本漢字能力検定協会は、その名の通り公益財団です。公益財団とは、一般的な企業とは異なり利益を追求する団体ではありません。そのため、その団体で発生した利益は全て公益事業に使うというのが前提となっていますが、何故このような事態になったのでしょうか?
なんと2007年度末には、資産から負債を差し引いた正味財産が73億円にもなっていたそうです。もちろん文部科学省が検定料引き下げなどを指導して、公益事業による利益を積立金に支出することで決算上の黒字を抑えていたようですが、何十億円という利益は公益財団としてはあきらかに相応しくありません。
これにより大久保昇前理事長は辞任する事となりましたが、関係企業との取引などを速やかに改善しない場合検定試験の中止もありえるとの話も出てくるようになってしまいました。
もし漢字検定試験が中止となってしまうとどうなるのでしょうか?
もちろん今まで検定試験に合格した人の評価が下がる事はありませんが、検定試験そのものの評価は大きく下落する事は間違いありません。大学生にも人気の検定試験で、就職活動の売りとして取得していた方も多いと思います。一部の人間が欲に目がくらむことで、これだけ多くの方に迷惑がかかるということを当事件の関係者の方々は深く感じ、反省して欲しいと思います。
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